====== フォントについて ======
本ページの内容は古くなっています.リンク先の内容が変更されていたり,ページが利用できなくなっていることがありますのでご注意ください.[2021/03/15]
本サイト(あるいはアップロードされたファイル)を閲覧するのに必要なフォント,あるいは有用なフォントは以下の通りです.
* 朝鮮語フォント
* CJKフォント
* その他のフォント
全てのフォントが必要なわけではありませんが,一部の文字(特にハングルの古語)を表示できない場合があります.古語は必要ないという場合には,全てのフォントを入手する必要はありません.
===== 朝鮮語フォント =====
- New Batang (nBatang.ttf)
- New Gulim (Ngulim.ttf)
- Gulim, Dotum(gulim.ttc), Batang, GungSeo(batang.ttc)
==== New Batang ====
New Batang(새바탕)フォントはMicrosoft社のWindowsXP(韓国語版)には標準で入っているようです.Office2000あるいはWindows2000のPlus Packには含まれているそうです.
韓国語Windows以外のOSを使っている,などといった場合,New Batangを別途入手しなければなりません.
> [2004/07/20 追加] 上記サイトではダウンロードが難しいようです.直リンクになりますが,http://korea.gnu.org/people/chsong/jikji/fonts/から.ttfファイルを直接ダウンロードできます.New Gulimフォントのみ必要であれば,朝鮮語の入力についてを参考に,国立国語院などから入手してください.
> [2006/03/11 追加] 上記追加メモの内容が古くなったので,2006年3月現在の1,2のフォント入手先を以下に記述します.
[2013/03/21] 情報が古くなったので,改訂しました.2013年3月現在のNew Batangフォントの入手先は以下の通りです.
* [[http://koco.skku.edu/JPN/index.jsp|한국경학자료시스템]](韓国経学資料システム・日本語サイト): [[http://www.skku.ac.kr/|成均館大学校]][[http://east.skku.edu/|尊経閣]]が運営.トップページの左下「ユニコ ドDownload」をクリックし,ポップアップウィンドウから「Windows Download」をクリックしてダウンロード.日本語OSの場合,AlZipの解凍画面が文字化けするので,以下のイメージを参考に,解凍してください.\\ {{:memo:nbatang_unzip.png?nolink|}}
* [[http://history.yj21.net/|여주군사]](驪州郡史):京畿道驪州郡が運営.トップページ最上段もしくは最下段の「[[http://history.yj21.net/HTML/HelpPage.asp|도움말]]」(ヘルプ)をクリックし,ページ一番下の「유니코드 지원 폰트 다운받기」(ユニコードサポートフォントダウンロード)をクリックしてZipファイルをダウンロード.こちらは普通に解凍できます.
* 出所が分からないのでお勧めできませんが,[[http://korea.gnu.org/people/chsong/jikji/fonts/]]からもダウンロード可能です.
> [[http://jisik.kiom.re.kr/|한의고전명저총서]](韓医古典名著叢書)でも,トップページのクイックメニューのうち,上段の「폰트다운」(フォントダウンロード)をクリックすると,ポップアップウィンドウで「nBatang.ttf」のダウンロードが表示されますが,こちらはファイルが見つかりません.
> [[http://www.koreanhistory.or.kr/|한국역사정보통합시스템]](韓国歴史情報統合システム)では[[http://www.koreanhistory.or.kr/intro/listDataDown.jsp|다운로드]](ダウンロード)ページにそれらしい情報が出ていますが,New Batangについては説明があるのみで,ダウンロードはできなくなっています.「한적입력기」(漢籍入力器)などは以前の通り,ダウンロード可能です.
==== New Gulim ====
New Gulim(새굴림)フォントは容易に入手できます.
例えば[[http://www.korean.go.kr/|국립국어원]](国立国語院)ではトップページ上部のメニュー,右端の「[[http://www.korean.go.kr/09_new/guide/map.jsp|누리집 이용]]」(サイト利用)から「[[http://www.korean.go.kr/09_new/guide/system.jsp|시스템 사용 환경]]」(システム使用環境)に進み,「라. 옛 한글 글꼴 (옛 한글 및 확장 한자)」(古ハングルフォント)項目の「내려받기」(ダウンロード)をクリックしてohfonts.zipをダウンロードできます.
また,[[http://www.hangeulmuseum.org/|디지털 한글박물관]](デジタルハングル博物館)の[[http://www.hangeulmuseum.org/sub/helper/useInfo/use03.jsp|이용 안내]]からもダウンロードできます.
==== Gulim / Dotum / Batang / GungSeo ====
3はOffice2000(もしくはWindows2000)についているフォントです.この他,Microsoft社のGlobal IME(あるいはLanguage Pack)などについているGulimChe(gulim.ttf),BatangChe(batang.ttf)などでも閲覧は可能です.
ここに挙げた3種のフォントはどれもUnicodeフォントですが,1,2のフォントでは,Unicodeの「私用領域」(Private Use Area, 0xE000-0xF8FF)の一部に古語などが割当てられています:
* 0xE0BC-0xF66E:古語
* 0xF67E-0xF77C:口訣
* 0xF785-0xF8F7:ハングル字母
3のフォントではそれがないため,現代朝鮮語の表示・編集には支障がありませんが,古語を使用する場合には不向きです.
上に挙げた全てのフォントに共通することですが,これらのフォントでは日本語のひらがな,カタカナを表示することができます.ただし(当然ですが)字形はそれほどきれいではありません.
また,3のフォントでは日本語と朝鮮語とで漢字の字形が異なる場合,日本語の字形を表示することができません(例えば「気」など).1,2のフォントではどちらも区別して表示することができます.
==== Todo ====
追加していく(いきたい)予定の内容です.
* Un-Font:[[http://kldp.net/projects/unfonts/|プロジェクトホームページ]]
* 한컴바탕(Haansoft Batang), 한컴돋음(Haansoft Dotum)
===== CJKフォント =====
==== Bitstream Cyberbit(Cyberbit.ttf) ====
[2013/03/21] こちらの内容も古くなったため,[[http://en.wikipedia.org/wiki/Bitstream_Cyberbit|Wikipediaの記事]]を参考に改訂しました.
このフォントはBitstream社のフォントです.Bitstream社ではすでにProductとしてのサポートはしていないようです.[[http://aol-4.vo.llnwd.net/pub/communicator/extras/fonts/windows/|こちら]]からダウンロードは可能です.
後継となるTITUS Cyberbitフォント([[http://titus.fkidg1.uni-frankfurt.de/unicode/tituut.asp?Inp1=A&Inp2=B&Inp3=C&Inp4=d%40e.com&Inp6=0&Inp5=1|バージョン4.0]])がありますが,日本語の文字についてはバランスがいまいちです.
このほかに,WindowsあるいはOffice2000以降についているArial Unicode MSフォント(Unicode 2.0に対応)でも,Unicodeでエンコードされたページを閲覧することができます.どちらのフォントも,CJK(Chinese, Japanese, Korean)以外にアラビア文字などを表示可能です.ただし,カバーしている文字の範囲はArial Unicode MSフォントの方が広く,デーヴァナーガリーなども表示可能です.
これらのフォントでは,アラビア語など文字の上下にスペースを必要とする文字を収録しているため,例えばMicrosoft Wordなどで使用した場合,行間が空きすぎてしまうという短所があります.また,特にArial Unicode MSの場合がそうですが,バランスのとれた字形とは言い難いような気もします.
===== その他有用なフォント =====
* [[http://scripts.sil.org/cms/scripts/page.php?cat_id=FontDownloadsIPA|IPA Transcription with SIL Fonts]]:[[http://www.sil.org/|SIL International]]のIPA(国際音声記号)用フォント関連情報.
* International Fonts Ver.1.2 (intlfonts-1.2): アジア各国の文字集合を集めたBDFフォントのコレクション.[[http://www.gnu.org/|GNU]]のFTPサイト(例えばミラーftp://ftp.dnsbalance.ring.gr.jp/pub/GNU/intlfonts/など)よりダウンロード可能.ただしファイルサイズが大きいので注意.