目次

解答のためのヒント(21課〜30課)

以下の内容のうち,

この部分のように

コメントとして記されているのは,その項目自体についての説明というより,その項目と関連する補足説明です.

第21課

助詞(5)

③の-밖에は助詞なので,前の体言につけて書きます.普通名詞の밖「外」の場合と混同しないように気をつけましょう.

ex. 지금밖에 시간이 없어요. 今しか時間がありません.
cf. 지금 밖에 아무도 없어요. 今外に誰もいません.

④の-들を助詞とみなすかどうかについては異論がありますが,ここでは一旦助詞としておきます.また,例にあげた이 단어 중에서…のような文では,「これの単語の中で…」のように指示代名詞を複数にしてしまうという訳が可能です.

なお,副詞や語尾につく例として어서 오세요.の文を挙げましたが,これは어서 오세요.のように表現することも可能です.

問題4

第22課

後ろの課で扱う内容も含めて,本書で扱っている連体形語尾をまとめると以下の表のようになります.

動詞 存在詞 形容詞 指定詞
現在連体形 -는 -(으)ㄴ
過去連体形 -(으)ㄴ -았던/었던
未来連体形 -(으)ㄹ
動詞の現在連体形を日本語に訳す場合,「〜する〜」という訳と,場合によっては「〜している〜」という訳が可能な場合があります.例えば問題4の②などは,「アメリカに住んでいる〜」「アメリカに住む〜」のどちらも訳が可能です.一方,④のようなケースでは,「?市場で売るキムチ」という訳はやや不自然に思われます.こうした場合は「市場で売っているキムチ」というように訳すと良いでしょう.

問題4

第23課

問題4

第24課

ㅎ不規則活用の用言には,色彩に関わる語が多く含まれます.同じㅎで終わる用言でも,넣다「入れる」や놓다「置く」などの動詞は規則的な活用をします.

問題1

ここでもやはり不規則活用でないものをいくつか混ぜてあります.どれでしょうか…?

問題2

問題4

第25課

-(으)ㄹ 것입니다の縮約形である-(으)ㄹ 겁니다も,未来連体形の後ろで濃音化が起こり,[니다]と発音されます.

問題4

第26課

②の1つ目の例文,세상을 떠나다は,「世の中を去る」=「世を去る」=「亡くなる」という意味です.

問題4

第27課

問題2

問題4

第28課

①の連体形+것 같다という〈推測〉の表現は,第25課で学んだ-(으)ㄹ 것이다とは異なり,過去の時点で〈推測〉する,という表現が可能です.例えば백화점에서 보니까 이것이 더 좋을 것 같았어요.「デパートで見たら,これのほうが良さそうでした」というような表現ができます.-(으)ㄹ 것이다は이것이 더 좋을 거예요.「これのほうが良いと思います」というような話者の考えによる〈推量〉を表し,×좋을 것이었어요.というような文は作ることができません.

問題2

問題4

第29課

〈禁止〉の表現

말다の活用はやや特殊で,해요体の形として마요(例:가지 마요.)もあります.また第34課で扱う한다体の命令文としては마라(話しことば,例:가지 마라.)や말라(硬い書きことば,例:가지 말라.)といった形があり,第40課で扱うぞんざいな言い方としては마(例:가지 .)という形が用いられます.

〈禁止〉の表現の最初の例文で用いられている화(를) 내다「腹を立てる」と関連して,화(가) 나다「腹が立つ」も覚えておきましょう.

問題4

第30課

語尾 -는데や-(으)ㄴ데は使用頻度が非常に高いので,しっかり覚えて使えるようにしましょう.-는데がつく際,語幹のパッチムによっては鼻音化が起こるので注意してください(例:맛있는데[마는데]).

問題3

問題5