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drill:sup02

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drill:sup02 [2016/02/29 00:15] – 外部編集 127.0.0.1drill:sup02 [2018/11/05 17:06] (現在) – [問題3] yoshi
行 1: 行 1:
 ====== 解答のためのヒント(12課〜20課) ====== ====== 解答のためのヒント(12課〜20課) ======
 +
 +以下の内容のうち,
 +
 +> この部分のように
 +
 +コメントとして記されているのは,その項目自体についての説明というより,その項目と関連する補足説明です.
  
 ===== 第12課 ===== ===== 第12課 =====
  
-母音で終わる体言に指定詞がついて,さらに語尾-고がつく場合,話しことばでは指定詞が脱落します.体言に語尾が直接つくことはありません. +母音で終わる体言に指定詞がついて,さらに語尾-고がつく場合,話しことばでは指定詞が脱落します.体言に語尾が直接つくことはありません. 
- + 
-ex. 여기는 **학교고** 저기가 병원이에요. <학교+**-이다**+-고 ここは学校で,あそこが病院です.+ex. 여기는 **학교고** 저기가 병원이에요. <학교+**-이다**+-고 ここは学校で,あそこが病院です.
  
 ==== 問題2 ==== ==== 問題2 ====
行 11: 行 17:
   * 3:〈過去〉の接尾辞は,2つの事柄が同じ過去の時点の出来事であれば,-고の前につけてもつけなくても構いません.文末にはつけます.   * 3:〈過去〉の接尾辞は,2つの事柄が同じ過去の時点の出来事であれば,-고の前につけてもつけなくても構いません.文末にはつけます.
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
   * 4:「何していますか」の部分,뭐 해요?という表現も可能ですが,ここで学んだ-고 있다を使ってみましょう.   * 4:「何していますか」の部分,뭐 해요?という表現も可能ですが,ここで学んだ-고 있다を使ってみましょう.
   * 6:「誰かが」は「誰が」と同じ表現を使います.   * 6:「誰かが」は「誰が」と同じ表現を使います.
  
-> 韓国語の疑問詞の多くは,疑問の形といわゆる〈不定〉の形が同じです.+> 韓国語の疑問代名詞の多くは,疑問の形(「どこ」「誰」)してだけでなく,不定代名詞(「どこか」「誰か」)としても用いられます.
  
 > ex. **어디** 가요? **どこ**行きますか?/**どこか**行きますか? > ex. **어디** 가요? **どこ**行きますか?/**どこか**行きますか?
行 24: 行 30:
 > 〈不定〉の用法は,以下のように疑問文以外でも用いることができます. > 〈不定〉の用法は,以下のように疑問文以外でも用いることができます.
  
-> ex. **언제** 한 번 같이 식사해요. **いつか**一度一緒に食事しましょう.  ## 第13課+> ex. **언제** 한 번 같이 식사해요. **いつか**一度一緒に食事しましょう. 
 + 
 +===== 第13課 =====
  
 ==== 〈逆接〉を表す語尾 -지만 ==== ==== 〈逆接〉を表す語尾 -지만 ====
  
-接続形語尾 -고の場合と同じく,母音で終わる体言に指定詞がついて,さらに語尾 -지만がつく場合,話しことばでは指定詞が脱落します.실례지만 ...の例がそれです.+接続形語尾 -고の場合と同じく,母音で終わる体言に指定詞がついて,さらに語尾 -지만がつく場合,話しことばでは指定詞が脱落します.실례지만 ...の例がそれです.
  
 ==== 問題2 ==== ==== 問題2 ====
行 35: 行 43:
   * 3:「習いたい」+〈逆接〉という構成です.   * 3:「習いたい」+〈逆接〉という構成です.
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
   * 3:「起きようとする」+〈過去〉+〈逆接〉という構成です.後半部分,「起きられませんでした」は〈不可能〉の表現ふた通りのうち,どちらでも構いません.   * 3:「起きようとする」+〈過去〉+〈逆接〉という構成です.後半部分,「起きられませんでした」は〈不可能〉の表現ふた通りのうち,どちらでも構いません.
行 43: 行 51:
 ===== 第14課 ===== ===== 第14課 =====
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
-  * 3:「たくさんは」の部分,文字通り「たくさん」+「は」という表現を考えてみましょう.+  * 3:「あまりに」に当たる副詞は너무を用います.「(あまりに)〜し過ぎる」というような表現でも用いられます.また「たくさんは」の部分,文字通り「たくさん」+「は」という表現を考えてみましょう.
  
 ===== 第15課 ===== ===== 第15課 =====
  
-ㄹ語幹の用言で語幹末のㄹが脱落する場合としては,本文で示したㄴ,ㅂ,ㅅ,パッチムのㄹ以外に,**오で始まる語尾・接尾辞がつく場合**があります.例としては〈謙譲〉の意味を表す接尾辞 -오-がありますが,古めかしい表現や公の告知などで用いられるだけで,普段の生活ではほとんど用いません.+ㄹ語幹の用言で語幹末のㄹが脱落する場合としては,本文で示したㄴ,ㅂ,ㅅ,パッチムのㄹ以外に,**오で始まる語尾・接尾辞がつく場合**があります.例としては〈謙譲〉の意味を表す接尾辞 -오-がありますが,古めかしい表現や公の告知などで用いられるだけで,普段の生活ではほとんど用いません.
  
 ==== 問題2 ==== ==== 問題2 ====
行 56: 行 64:
   * 2:「カナダ**の**友達」という表現では,「〜の」に当たる助詞-의は不要です(注記:選択肢には含まれていません).   * 2:「カナダ**の**友達」という表現では,「〜の」に当たる助詞-의は不要です(注記:選択肢には含まれていません).
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
   * 1:問題2の2と同じく,「韓国語**の**実力」という際にも,「〜の」に当たる助詞-의は不要です.   * 1:問題2の2と同じく,「韓国語**の**実力」という際にも,「〜の」に当たる助詞-의は不要です.
行 67: 行 75:
 ==== 問題1 ==== ==== 問題1 ====
  
-この課で扱っている語尾-(으)면と-(으)니까のうち,ㄹ語幹の用言につく際に語幹末のㄹが脱落するのは,ㄴで始まる-(으)니까だけです.-(으)면がつく際にはㄹは脱落せず,-면がつきます.[[#第15課|第15課]]を参照してください.+この課で扱っている語尾-(으)면と-(으)니까のうち,ㄹ語幹の用言につく際に語幹末のㄹが脱落するのは,ㄴで始まる-(으)니까だけです.-(으)면がつく際にはㄹは脱落せず,-면がつきます.[[#第15課|第15課]]を参照してください.
  
 ==== 問題2 ==== ==== 問題2 ====
行 73: 行 81:
   * 1:「もらうと」の部分,〈契機〉の用法と考えてください.花をもらったことによって,気分が良くなった,という内容です.〈過去〉の接尾辞は不要です(注記:選択肢には含まれていません).   * 1:「もらうと」の部分,〈契機〉の用法と考えてください.花をもらったことによって,気分が良くなった,という内容です.〈過去〉の接尾辞は不要です(注記:選択肢には含まれていません).
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
   * 2:「会ったから」の部分,〈過去〉+〈原因・理由〉という構成です.   * 2:「会ったから」の部分,〈過去〉+〈原因・理由〉という構成です.
行 87: 行 95:
 ==== -아/어を使った表現 ==== ==== -아/어を使った表現 ====
  
-②の-아/어 가다「〜していく」,-아/어 오다「〜してくる」は,主に〈変化〉や〈持続〉といった意味を表します.[[#第12課|第12課]]で学んだ-고 가다「〜して行く」,-고 오다「〜して来る」は主に,前の行動が起こってから,「行く」「来る」といった移動が起きることを示します.+②の-아/어 가다「〜していく」,-아/어 오다「〜してくる」は,主に〈変化〉や〈持続〉といった意味を表します.[[#第12課|第12課]]で学んだ-고 가다「〜して行く」,-고 오다「〜して来る」は主に,前の行動が起こってから,「行く」「来る」といった移動が起きることを示します.
  
 > 扱う項目とは話がずれますが,③で挙げた例文に,한번「一度,ちょっと」という語が使われています.これは一つの単語なので,分かち書きをしません.한 번「1回」,두 번「2回」,…などのように数える場合には,数詞と助数詞は分けて書くのが原則ですが,この例のように「ちょっと(〜してみる)」などといった表現で使われる場合は,두 번/세 번などと入れ替えることができないので,一つの単語として,つけて書きます. > 扱う項目とは話がずれますが,③で挙げた例文に,한번「一度,ちょっと」という語が使われています.これは一つの単語なので,分かち書きをしません.한 번「1回」,두 번「2回」,…などのように数える場合には,数詞と助数詞は分けて書くのが原則ですが,この例のように「ちょっと(〜してみる)」などといった表現で使われる場合は,두 번/세 번などと入れ替えることができないので,一つの単語として,つけて書きます.
行 95: 行 103:
   * 3:「〜してもいい」という表現,[[#第14課|第14課]]を参照してください.   * 3:「〜してもいい」という表現,[[#第14課|第14課]]を参照してください.
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
-  * 2:「もう」に当たる表現は[[#第16課|第16課]]の問題3にも出てきましたが,「これ以上」といった表現に当たる더 이상を用いても構いません.+  * 2:「もう」に当たる表現は[[#第16課|第16課]]の問題4にも出てきましたが,「これ以上」といった表現に当たる더 이상を用いても構いません.
   * 5:「机**の**下」という表現でも,「〜の」に当たる助詞-의を使いません.   * 5:「机**の**下」という表現でも,「〜の」に当たる助詞-의を使いません.
  
行 104: 行 112:
 ==== 問題1 ==== ==== 問題1 ====
  
-一つだけ,不規則活用ではないものを混ぜてあります.どれでしょうか…?+一つだけ,不規則活用ではないものを混ぜてあります.どれでしょうか…?
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
   * 2,4:それぞれ「焼いて」「かき混ぜて」の「〜て」の部分では,-아서/어서を使います.「焼いて(それを)食べる」「かき混ぜて(それを)飲む」というように,前後の事柄に密接な関係があるとみることができます.[[#第14課|第14課]]を参照してください.   * 2,4:それぞれ「焼いて」「かき混ぜて」の「〜て」の部分では,-아서/어서を使います.「焼いて(それを)食べる」「かき混ぜて(それを)飲む」というように,前後の事柄に密接な関係があるとみることができます.[[#第14課|第14課]]を参照してください.
行 125: 行 133:
 > こうしたことからも,-잖아요が単純な縮約形でなく,-지 않아요とは別の機能を持った要素として用いられていることが分かります. > こうしたことからも,-잖아요が単純な縮約形でなく,-지 않아요とは別の機能を持った要素として用いられていることが分かります.
  
-==== 問題====+==== 問題====
  
   * 2:「退社なさいますね」の部分,〈尊敬〉の接尾辞を入れてみましょう.   * 2:「退社なさいますね」の部分,〈尊敬〉の接尾辞を入れてみましょう.
行 133: 行 141:
 ==== 〈勧誘〉を表す語尾 -(으)ㅂ시다 ==== ==== 〈勧誘〉を表す語尾 -(으)ㅂ시다 ====
  
-対等または目下の相手に用いますが,若い層ではあまり用いられません.해요体で같이 **가요**.「一緒に行きましょう」などの表現が用いられます.+対等または目下の相手に用いますが,若い層ではあまり用いられません.해요体で같이 **가요**.「一緒に行きましょう」などの表現が用いられます.
  
  
drill/sup02.1456672526.txt.gz · 最終更新: 2016/02/29 00:16 (外部編集)